人が…人が足りない!

とにかく人がいない
朝から「あかん、もう一人保育士おったらええのになぁ」と思いながら出勤をしています。AKANEです。あ、保育士としてのやりがいはありますよ!こう言うと「やりがい以外はなんもない」という声が聞こえてきそうですが…
先日、園長先生が「新しい人、雇わなあかんなぁ」といっていました。これ言うの50回目くらいですけどね(笑)
保育士さんが増えてくれたら嬉しい限りです。でも、なかなか新しい保育士さんは捕まらないらしくて。
千手観音なるで
何が問題かって、子どもの数に対する保育士の割合(配置基準)が戦後からぜんぜん変わってないんですよね。4~5歳児は30人につき1人以上を配置しなければならないわけですよ。
でも、4~5歳で30人に対して1人って割合エグいじゃないですか。だって小学校クラスでも30人はキツイと思いません?それ以上に手をかけてあげたい4~5歳ですよ。うちは配置基準よりは多めに保育士がいますが、それでも子どもたちとじっくり向き合っている時間がありません。
なにより国からの人件費支給って、配置基準で決まるんですよ。
なんでや!どこに目ぇつけとんねん!
だから現場で働く保育士と子どもたちのことを真剣に考えてくれる園ほど、経営にかなり負担がかかってるんじゃないかと心配ですね。
そういえば、「保育士は千手観音になる」と言って漫画とか描いている人がいましたけど、あれは言い得て妙ですよね。あのおもちゃを探したいとか、トイレに行きたいとか、ケンカが始まったりするんですが、これが同時に起きるくらいは日常茶飯事です。
保育園のお昼時間なんて、一斉に子どもたちがいろいろ主張しますからね。口1つ・手2本しかない生き物なんだから、1人1保育士でじっくり向き合いたいくらいですよ。
一人でたくさんの要望に答えてあげることもしばしばあります。そんなときには、ストレスで髪の毛が抜け落ちそうになってますね。
自分が大変だからというよりも、子どもたちに我慢をさせてしまうことが申し訳なくて。子どものなかには主張できる子・できない子もいますし、大人の顔色を見て我慢をしてしまうくらい聡い子もたくさんいるんです。
今日も頑張るか~
いろいろ問題は山積みですが、新しい保育士さんが入ってきてくれるのを(あんまり期待せずに)心待ちにして、明るく元気に過ごしていこうと思います。
まあ、いないものはしょうがないので、「しゃーない、がんばるわ」で今日も気張っていきますよ~。