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キャンプしてステーキ肉を焼くぞ!!

ステーキ肉

そろそろ料理もしたい…

これまで妹を誘ってツーリングをしたり、一人でキャンツーをしたりしてきましたが、しばらくはあまり「食」にこだわれていませんでした。大自然の中でカップラーメンやレトルトカレーを食べるだけでも、非日常というスパイスが追加されたらいつもより十分においしいんですけどね!

というのも、キャンプって意外とやることが多いんですよ。テントを張って、薪を集めて、焚き火を作って、散歩もしたいしゆっくりのんびり過ごすのも大切だし…二人だから準備系はサクッと終わるんですが、「あれもしたい、これもしたい」と思っていると、あっという間に時間が過ぎていくんです。

ただ、何度かキャンプをしていくうちに、代わり映えしない食べ物を見て、「次は料理やな…」みたいな雰囲気になってきまして。

薄型のクーラーボックスにニ人前のステーキ用牛肉とビール缶を少々詰めて、キャンプツーリングを決行しました!

お肉を焼こう!

キャンプ場についたら、クーラーボックスでそこそこ冷えている肉を常温に戻しておきます。冷えている肉をそのまま焼くと、火の通り方がまばらになって、ムラが出やすいからです。表面はしっかり焼いているのに中は生焼け…という状態になることも。

テントを設営したり、薪を用意して焚き火をつけたりしているうちに、常温に戻しておきます。30分くらいかかるので、その間に煮物系の料理か、スープでも作っておけばよかったな…と反省。

火力が強すぎると表面だけが焦げてしまうので、焚き火の火をすこし小さくしておきます。薪の芯が赤く燃えていて、炎が上がらないくらいの火力です。これは熾火(おきび)といって、火力にムラがなくなるので、調理時にピッタリです。

ステーキ肉に下味をつけ、熾火になった焚き火で表面に焼き色を付けたら、アルミホイルにくるみ、予熱でじっくりと火を通します。

焚き火で焼いただけでもおいしすぎる

ゆっくりと火を通していくので、二人でぼんやりと火を眺めつつ、だんだん待ちきれなくなってしまい、頻繁に焼き目をチェックしては「まだ?」と確認していました。やっぱりスープかなにかを作っておくべきだったかな…。

肉の表面に焼き色がついたら、すぐにでも食べたい気持ちを押さえてアルミホイルでくるみます。妹はまばたき一つせずに肉をアルミホイルに包むようすを見つめていました。あの顔、写真撮っておけばよかったな。

予熱で火を通したら、いよいよ実食です。ステーキは何度も食べているはずでしたが、焚き火で焼くだけでこんなにうまくなるものかと驚くくらいでした。いつもはタレをたっぷり書けるのですが、この肉は下味だけで十分。

二人で「笑いが止まらん」と言いながらあっという間で食べ尽くしてしまいました。みなさんもキャンプをする際にはぜひ焚き火で肉を焼いてみてください!